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公益社団法人日本柔道整復師会
第36回北信越学術大会石川大会


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  標記大会が平成26年6月28(土)29(日)の両日、ホテル金沢で開催され、28日に開会式、29日に公開特別講演会、協賛研究発表、会員研究発表、ランチョンセミナーで公益社団法人日本柔道整復師会(=以下、日整)から国際部活動報告と介護セミナーが行われました。

  開会式では、嶋谷清学会実行副委員長の開会の挨拶後、学会長を務める工藤鉄男日整会長の挨拶と来賓祝辞として石川県知事、金沢市長、衆・参議院議員の方々からご祝辞を賜り、本会の木山時雨会長の歓迎の辞を述べました。 続いて、本会顧問の田中博人県議会議員の乾杯で懇親会が始まりました。 乾杯の挨拶では、北信越柔整専門学校理事長の碓井貞成先生の(公社)全国柔整学校協会会長就任を田中博人県議が報告し壇上へ招き、工藤鉄男会長にも登壇を願い3名で乾杯となりました。学会成功を期して大いに盛り上がり親交を交わしました。

  29日の学会当日は700名以上の参加者で会場は満席となりました。 公開特別講演では、「金沢発~整形外科医療の最前線」と題して金沢大学附属病院整形外科主任教授の土屋弘行先生が講師を務めました。先生は以前までは、骨(1))肉腫を発症すると患部を切断しても余命が1~2年だったのですが、現在では8割の人が治る病気となりましたと、現在、金沢大学付属病院が開発し現場で行っている最先端医療を紹介されました。またロコトレ(ロコモーショントレーニング)の話や先進医療の話をされました。先生のユーモアと笑顔溢れる講演は、我々に大変有益なものとなりました。

  協賛発表では北信越柔整専門学校助教授の中村洋平先生が「三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷の発生機序について」と題し評価、検討、発生機序について発表。 各県会員研究発表では本会の中田健市学術部長が座長を務め、本県からは濵亮輔会員が「女子バスケットボール選手における膝前十字靱帯損傷予防プログラムの導入と効果」と題しACLの予防プログラムの導入によって発生の確率が減少した報告を発表しました。

 また第1席 富山県「『骨折の逆転位の整復』と症例報告」を高崎光雄会員が、 第2席 新潟県「腋窩神経絞扼性神経障害の出現が疑われた症例」 ~肩関節脱臼整復法でのアプローチの1症例から考察~を中村あづさ会員。 第3席 長野県「頚肩腕痛の病態と予後 ~腱反射所見からの一考察~」を星野良和会員。 第4席 福井県「静的ストレッチングが及ぼす負の影響について」を吉田雅哉会員。 [実技発表] 福井県「柔道整復師の業務におけるストレッチングの活用」を三上貴広、宇野哲夫、田所崇会員が発表されました。  

  ポスター発表は、「顎関節前方脱臼整復までの種々変化法での試み」を本県の磯松俊也会員が、「腱周囲損傷に対する超音波ドプラーの活用」を本県の森田一哉会員が行いました。

 

会員発表後のランチョンセミナーでは、「草原に架かる虹を追って」と題し田澤裕二、根來信也日整国際部員によるモンゴルでの記録の日整国際部活動報告と「介護保険と柔道整復師」と題し、藤田正一、三谷誉日整保険部員(介護対策課)による「介護セミナー」がありました。



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