学術講演会 一般公開講座
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学術講演会 一般公開講座 H30.2.18 「足のスポーツ障害」
講師 わたなべ整形外科クリニック 院長 渡邊孝治先生
平成30年2月18日(日)本会主催学術講演会 一般講演会が開催され、会場となった石川県地場産業振興センターには学生から一般の方々まで多くのご参加を頂きました。講師の渡邊孝治先生は、足関節の専門医としてご活躍されています。
ご講演では、ヒトの進化の過程で二足歩行が可能になったことから人間のみ足部アーチ(土踏まず)が与えられ、これが3点で支えられているから安定した荷重が出来、クッションやバネ、圧センサーとしての役割をして絶妙なバランス保持を可能にしている。足の障害は、このバランスが崩れることにより起こるとのことです。
また、働きや動きからみる機能解剖として、30個の骨と31個の関節、100以上の筋肉が連動して動き、足と靴の不一致がスポーツ障害の原因となりえる。靴選びが非常に重要で、その選び方からスポーツ別シューズの選び方を教えて頂きました。
その他にも、外傷やスポーツ障害を診る上での注意点や治療法、画像診断とともに触診も重要であること、再発防止には神経・筋トレーニングが重要でこれを怠ると将来変形性関節症につながること、足根洞症候群についてなど、私たちの業務からも一般の方々にも解りやすい内容で、聴講した方々からも喜びの声を多く頂きました。
日本では「足関節」が専門という医師は少なく、渡邊先生のこれからのますますのご活躍をお祈り申し上げます。
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