公益社団法人日本柔道整復師会
第38回北信越学術大会新潟大会
第38回(公社)日本柔道整復師会北信越学術大会新潟大会が平成28年6月19日(日)午前9時からホテル日航新潟で開催され、県民公開講座・協賛発表・会員研究発表が行われました。
学会前日の開会式は学会会長を務める日本柔道整復師会・工藤鉄男会長の挨拶と(公社)新潟柔道整復師会・阿部松雄会長の歓迎の辞で始まりました。続いて懇親会が行われ、学会成功を期して大いに盛り上がり、参加者が親交を交わしました。
学会当日の参加者は326名と満席の会場で県民公開講座・協賛発表・北信越各県代表による研究発表が行われました。 県民公開講座では、「高齢化社会での救急医療」と題して川越救急クリニック院長・上原 淳先生の講演があり、救急医療の現状と課題について生命の危機に関わる三次救急体制を充実させるためにも、二次救急の患者さんの受け入れの重要性を話され、また医接連携に触れられ、For
better society「来たるべき高齢化、24時間安心して医療が受けられる社会を・・・・みんなで協力して作っていきませんか?」の呼びかけがあり、今後の我々の活力となる講演をして頂きました。
午後からは昼食を取りながらのランチョンセミナーがあり(公社)日本柔道整復師会・介護対策課より柔道整復師と介護保険について地域包括ケアシステムへの貢献としてセミナーが行われました。協賛発表としては北信越柔整専門学校助教授・三浦俊明先生が「LSCS診断サポートツールの比較検討」と題して腰部脊柱管狭窄症(Lumbar
Spinal Canal Stenosis)診療ガイドライン2011診断基準に基づき、ふたつの診断サポートツールについて文献上の考察を交え利便性と特徴を検証し比較検討を試み発表されました。
会員研究発表として山崎延幸先生が小児の「橈骨骨幹端領域骨」(骨端線離解を症例に臨床経験と考察)と題して小児骨折の特殊性と、正しい判断と適切な処置についての重要性について臨床経験と考察を発表されました。
また、座長として中田健市学術部長が務められました。 *詳細については学会誌抄録をご参照ください。
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