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健康柔(やわら)体操Ⅱ健康柔(やわら)体操Ⅰ はこちら 

  全体操連続    オープニング    予備運動 ゆすりと振り子の動き    左右体さばき投げのポ-ズ 
  浮落し体操    釣り込み腰体操    両手突き(もろてづき)    五方当て 
  波の形    水平の形    ひねり当て   心の鏡みがき(納の呼吸体操)
  鳥の形(納の呼吸体操)    納の形(納の呼吸体操)    エンディング    

ひねり当て
 



 健康柔(やわら)体操

 柔道は、日本の伝統文化である武道として、また、オリンピック競技の正式競技種目として、世界の人々に愛され、親しまれてきました。
 創始者・嘉納治五郎先生は、柔道着もつけずに、場所も選ばず老若男女、だれにでもできる柔道の形として、1887(明治20)年に「柔の形」を、1927(昭和2)年には「精力善用国民体育の形」を考案されました。これらの形は、素手で行う柔道の攻撃・防卸の技を、体育として考え、すべての動作は健康にして堪能、優美な身体作りを目標に行われるものなのです。
 これらの形に投げの形を加え、さらに呼吸法とストレッチを取り入れ健康体操にアレンジしたものが「健康柔やわら体操」です。
 この健康柔(やわら)体操は、高齢社会に対応して、従来院内でしか国民の健康増進に寄与できなかった柔道整復師が、予防医学の面でも積極的に社会に貢献したいと念願して考案したものです。
 柔道の基本動作を応用し、老若男女、誰にでも簡単に利用でき、定期的に続ける事により健康で生き生きとした人生をさわやかに送っていただくことのできる体操です。この体操の目的とするところは、関節や筋肉を柔軟にして、呼吸器系や循環器系の強化を図るというものです。また、痛みやコリの解消、老化防止だけでなく、体の弾力性や持続力が増して若々しい体が保てるでしょう。
  健康柔(やわら)体操Ⅱではロコモーションシンドロームに対応し、心と体を呼吸で結び付ける「波の形・水平の形・ひねり当・納めの呼吸運動」をとりいれました。はじめは、難しく思われるかも、しれませんが、ゆっくりと繰り返し行えば、体が自然と覚えてくれるでしょう。決して無理せず継続して行う事が大切です。この体操をマスターし健康な日々をお過ごしください。
 健康は作るとともに保つもの、場所をとらず、いつでも誰にでも簡単にできる体操をぜひお試しください。

※この健康柔(やわら)体操は、公益財団法人柔道整復研修試験財団において創作され、現在全国的に普及活動が行われております。


 
 
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